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2011年 10月 23日
弦楽のためのアダージョ Op.11
多くの歴史的場面に演奏される、いかにも悲しい弦楽合奏曲。 今の自分に一番合っている曲。 GHQ占領下での日本一番最初のラジオ放送された曲としても有名。 他には ジョン・F・ケネディ第35代アメリカ合衆国大統領(1963年11月22日、テキサス州ダラスで暗殺)の葬儀に使用 昭和天皇崩御の際、NHKフィルが演奏。 雨降りの陛下のご遺体を載せた車列をこの曲とともにお見送りしたのを記憶している。 2001年9.11アメリカ同時多発テロの慰霊祭。 映画プラトーンにも あのベトナム戦争の空しさの爆撃の後の虚無の世界にあった。 作曲者サリエルは不満だと思う。 葬式のための曲じゃないと言っているように思える。 作曲者バーバーはきっと虚無について譜面に落としたのだと想像する。 前にこのブログに向田邦子さんの駅路というTVドラマで使用されたことを書いたことがあるけれど、じつに悲愴的、絶望的な感覚をうける。 向田さんのN氏に対するどうにもならない気持ち、わかりすぎるほど身につまされる。 オルトルート、魔女、人の幸せを人の持つ心の隙間の風をまきたてる。 ひっかかってはならぬ。 と思っていても好きな人の前では全てが無防備になる。 素性を知りたい。自分への愛の証拠を知りたい。嫉妬。 この先には無、虚無が襲ってくる。 残された、騎士ローエングリンが、せめて一年なりともエルザと暮らしたい。白鳥の歌この後に続くのは弦楽のためのアダージョか。 虚無・・そのバックグラウンドミュージックが、この弦楽のためのアダージョ 光が欲しい。 希望が欲しい。 自分のおろかな行いへの悲しさ。 今の僕は虚無の暗い沼地の中をさまよっている。 何もかもが沈んでいってしまう。僕の心も。 あの日に戻りたい。 サミュエル・バーバー作曲 弦楽のためのアダージョ http://www.youtube.com/watch?v=ANWqxtlLUVs 2011年 10月 15日
モーツァルト:ピアノ四重奏曲 ト短調 K478 を クリストフ・エッシェンバッハの演奏で聴いた。
ウイーンフィルウイーク in Japan 2011のプログラムで、2011年10月14日サントリーホール。 クレメンス・ヘルスベルク楽団長のサントリーホールとウイーンフィルのかかわり、などについて講演があった。 なぜ、ウイーンフィルが世界でニューヨークのカーネギーホールとここサントリーホールの2箇所をホームグラウンドとしているかなど興味深い話であった。 そしてこのモーツァルト:ピアノ四重奏曲 ト短調 K478のピアノを指揮者クリストフ・エッシェンバッハに依頼、非常に考えた上で引き受けてくれたことなど。 クリストフ・エッシェンバッハは東日本大震災の被害に遭われた人々に復興の力になればと、演奏で時間の無いところを調整、念入りな練習を重ねてこの今日のホールにいることなど。 演奏はさすが世界のウイーンフィル主席奏者によるものであること。 このホールの音響を18年に及ぶお付き合いで知り尽くしている指揮者クリストフ・エッシェンバッハの響きはホールに溶け込み、フォルクハルト・シュナイデ(ヴァイオリン)、エルマー・ランデラー(ヴィオラ)、フランツ・バルトロメイ(チェロ)のバランスは絶妙の極みで、身も心もうっとりした。 アンコール曲は 同第3楽章 感想をかけない音楽知識が悲しいが、良かったことだけは書ける。 この部分を読者のために もちろんウイーンフィルのメンバーではない。 同第3楽章 身近な音楽のイメージでこういうのもいいな。 クリストフ・エッシェンバッハのピアノのCDを探してみたが見つからない。だれか知っていたら教えてほしいな。 1979.0311-0313録音 イェルク・デムス(pf)、ウイーン室内合奏団(ゲハルト・ヘッツェル(vn)、ルドルフ・シュトレング(vla)、スコチッチ(vc) のCDを購入して見た。 なかなかいい感じのCDで良かった。 とっても不思議なのは、このモーツァルトの曲は定番って感じなんだが、ウイーンの音楽奏者の録音はあまり見当たらない。 ト短調だから? ということは、とっても貴重な演奏を聴いたことになる。 このほか、モーツァルトの手紙についてロマンローランの著書についての説明があった。 本を読んでみようと思う。 そういえば、コリン・ウイルソン音楽を語る。という本が書棚に昔から眠っている。 学生時代に買った本で、モーツァルト、ベートーヴェンを意識し始めの僕に影響を与えた。もう一度と本棚から引っ張り出してCDを聴きながら再読。 当時、モーツァルトについての説明が良く理解できなかったが、どうだろう。懐かしい本である。 2011年 09月 19日
来日予定のウイーンフィル。
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2011 レクチャー&室内楽 ―ヘルスベルク楽団長とウィーン・フィルの仲間たち― 「サントリーホール開館25周年とウィーン・フィル」 公演情報詳細 というプログラム。 ウイーンフィルが来日するとおなじみのレクチャーらしいが、今回初めての参加。 三人のフルートの協演、指揮者エッシェンバッハのピアノ 楽しみである。 曲目 武満徹:エア クーラウ:3本のフルートのための三重奏曲 ロ短調 op. 90 から モーツァルト:ピアノ四重奏曲 ト短調 K478、他 出演 クレメンス・ヘルスベルク(お話) ※イヤホンガイドによる日本語同時通訳あり クリストフ・エッシェンバッハ(Pf)、フォルクハルト・シュトイデ(Vn) ウォルフガング・シュルツ、ディーター・フルーリー、ワルター・アウアー(Fl)、他 開演 19:00 詳細は http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/sponsor/111014.html 2011年 05月 23日
5/14掲載したOLCコンサートに昨日出かけた。
初夏の暑い日、上野の森は爽やかな風と多くの人たちが休日を楽しんでいた。 14時開場だが、早く着き、近くのイタリアンで、暑さゆえのビールを楽しんだ。 2時間ほど、パスタ、ピザ、ワイン、ビールとおしゃべりを楽しみ、森を抜けて文化会館に。 演奏が始まった。 まづは、ハイドンの交響曲84番変ホ長調 なかなかハイドンを生で聴く機会は少ない。 バロック時代の旋律、豊かさを感じる力強さを感じたすばらしい演奏であった。 2曲目のベートーヴェンピアノ協奏曲2番変ロ長調作品19 これは、とてもすばらしかった。 ピアニスト クリティアン・ベゼイデンホウトさん 初めて聴きました。 白人の大柄な1979年生まれ。 大柄な身体からは想像できない、繊細なタッチ、ベートーヴェンの切ない響きは、惜しみも無く表現されていてうっとりした。 特筆すべきは、使用されたピアノ。 解説書によると、フォルテピアノ奏者・チェンバロ奏者であった故小島芳子さん愛用の楽器であるようです。 現代の名工Ch.クラーク氏の政策でアントン・ヴァルターのモデルで5オクターブの鍵盤を備えている。 大人二人で持ち上げられる大きさで、それ自体も非常に美しかった。 (アントン・ヴァルターのモデルモデル1795) 現在のピアノとは全く異なる感じを受けます。 しかし、ベートーヴェンの時代は、このピアノでした。 かれは嫌ったといいます。もっとダイナミックな音のする、後世のピアノを望んだといいます。 耳が不自由だったせいかも知れない。 しかし、第2楽章の、本当に切ないピアノの一人歩きは、誰に恋して、いたのか。 心の思いを切なく、美しく、すばらしいものでした。 うっかり、OLCの存在を忘れるほど、ぴったりと息のあった演奏に感動しました。 今回の演奏ではないが、1950年録音ヴィルヘルム・バックハウス 指揮カール・ベーム 第1楽章 第2楽章 第3楽章 このときのピアノは現在の形のもの。 音色も現在版です。 最後はもっとも有名なモーツアルト交響曲40番 非常に明快、この40番の作曲は初稿と第2稿があるそうで、今回は第2稿のクラリネット版でした。 オーボエ、クラリネット、フルートの歌声がとても楽しめました。 モーツアルトの女性への思いと言うか、恋心をこれらの楽器に反映させたものと、感じました。 最終楽章の繰り返しのテーマの中に、目に入ったものが、演奏会の灯りのなかで、マニキュアに小さな点をあしらった隣の席の女性の指先。 きらきらと薄明かりに淡くひかり、妙に音楽にあって、印象に残った。 終わって会場を出ると、外は雨が降っている。 会場の文化会館から、一つ傘に入って寄り添う人たち。 僕はベートーヴェンの心境。切なさが冷たい雨に良くわかった。 でもすばらしかった。いつかは・・ 2011年 05月 14日
東日本大震災の後、音楽とも離れていた。
でも、音楽を聴きたい。という気持ちはいつもあって、なにか、いいもの無いかと探していた。 東京文化会館の案内が来て、聴きに行くことに決めて購入した。 この楽団は結成10年目ということです。 古典派が得意と言うらしい。 曲目は以下------------- 聴きなれている曲で楽しめると思う。 オーケストラ・リベラ・クラシカ第27回演奏会 日時5月22日(日) 14:30開演(14:00開場) 東京文化会館 小ホールでの演奏。こじんまりと、いかにも古典派の感じでいいないいな。 曲目 ハイドン:交響曲第84番 変ホ長調 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op. 19 (ピアノ独奏: クリスチャン・ベゼイデンホウト) モーツァルト交響曲第40番 ト短調 K.550 演奏者 指揮鈴木秀美 出演クリスチャン・ベゼイデンホウト(Fp)、若松夏美(Vn)、高田あずみ(Vn)、竹嶋祐子(Vn)、荒木優子(Vn)、高田はるみ(Vn)、堀内麻貴(Vn)、グーヤ・マルティニーニ(Vn)、 廣海史帆(Vn)、山内彩香(Vn)、天野寿彦(Vn)、成田寛(Va)、深沢美奈(Va)、 山廣みほ(Va)、藤村政芳(Va)、ライナー・ツィパーリング(Vc)、懸田貴嗣(Vc)、 高橋弘治(Vc)、今野京(Cb)、西澤誠治(Cb)、菅きよみ(Fl)、ヤス・モイスィオ(Ob)、 尾崎温子(Ob)、ロレンツォ・コッポラ(Cl)、山根孝司(Cl)、堂阪清高(Fg)、 村上由紀子(Fg)、エルメス・ペッキニーニ(Hr)、ディメル・マッカフェーリ(Hr) 2011年 03月 17日
2011.03.11 14:46 に発生した東北関東大震災。
多くの方々が被災された未曾有の大地震。 この日以来、いかに普通がすばらしいかが解った。 一日も早く復興することを祈りたい。 世界中の人たちが、応援してくれています。 被災地の皆様が、勇気を奮い起こして乗り越えることを私たちは祈っています。 私も出来ることをしたいと思います。 東北関東大震災 宝地図ムービー 「あなたたちは一 人じゃない」 http://www.youtube.com/watch?v=IxUsgXCaVtc&feature=player_embedded 3/12の東京文化会館のコンサートは中止されました。 チケットの払い戻しがありました。 小額ですが、赤十字に寄付をさせていただきました。 2011年 02月 16日
3月12日(土) に東京文化会館小ホールで開かれる、堀米ゆず子with Friends J.S.バッハーブラームスの世界のチケットを購入した。
最近は、なぜかヴァイオリンソナタにはまっている。 内容は 日時3月12日(土) 14:00開演(13:30開場) 曲目ブラームス:ヴァイオリンソナタ第2番 イ長調 op.100 youtubeで聴いてみよう(譜面つき) 恋の悩みを十分に加速させてくれる、美しくも切なく感じるのは、この僕だけなのか・・・ J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番 BWV.1003 ブラームス:ピアノ四重奏曲第2番 op.26 出演堀米ゆず子(Vn)、鈴木康浩(Va)、山崎伸子(Vc)、津田裕也(Pf) ブラームスの2番を生で聴きたいと思っている。 また、この4人のおしゃべりも楽しみだ。 連れは夕方忙しいと言っている。まあいいか。 この頃は春の息吹も盛んになり、多分上野の山の桜もつぼみ膨らみ、開花寸前だと思う。 音楽の後、上野の山を歩きながら、雰囲気に浸ってみるつもりである。 足を伸ばして、駒方のどぜうでも行くかな? でも一人じゃな・・ クラシックのあとは上野精養軒の洋食かな? 悩むところである。 2011年 02月 14日
2011.02.13
出演 米元響子 千葉県文化会館 大ホール 2階席 好きな席でゆっくりと・・ 演奏曲目 モーツァルト/ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調 K.301 ラヴェル/ツィガーヌ ほか しばらく続いた悪天候の後の晴天の日、12時半に友と待ち合わせ会場に入った。 ホール付属の学生食堂みたいなレストランでクリームコロッケ定食を食べ、席についた。 米元響子さんは最初、白と赤のドレスを着て、モーツアルト、R.シトラウスを演奏。 その演奏は、自分には優しく聴こえた。 20分の休憩の後、今度は黒をベースにしたドレス。このほうがずーっと彼女に似合う。 気のせいか、演奏にも力を感じた。 チャイコフスキーの憂鬱のセレナーデ(メランコリックセレナーデ)は初めて聴いた曲。 メランコリック セレナーデという曲名では知られているが、日本題名の憂鬱の・・はだれがつけたのか、なるほどと思った。 僕には合わない。 美しさを感じない。 友はラヴェル/ツィガーヌが印象深く聴いたと話していた。 演奏時間は1時間30分程度で、ホールを跡に近くのホテルのラウンジで紅茶とケーキで余韻を楽しんだ。 すばらしい一日でした。 2011.03.12は 東京文化会館プレミアムコンサート 堀米ゆず子with Friends J.S.バッハーブラームスの世界 日時3月12日(土) 14:00開演(13:30開場) 曲目ブラームス:ヴァイオリンソナタ第2番 イ長調 op.100 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番 BWV.1003 ブラームス:ピアノ四重奏曲第2番 op.26 出演堀米ゆず子(Vn)、鈴木康浩(Va)、山崎伸子(Vc)、津田裕也(Pf) 小ホールなのでいい感じかな? 帰りに上野の森を歩いて、ロマンに浸ろうかな。 2010年 12月 19日
昨日12月18日 (土) サントリーホール で演奏された日本フィルハーモニー交響楽団第九特別演奏会 を聴きに行った。
曲目は * ベートーヴェン:『エグモント』序曲 交響曲第9番 ニ短調 op.125 「合唱付き」 指揮は日本フィルハーモニー交響楽団主席客演指揮者ピエタリ・インキネン連れの女性はインキネンの美しさ、かっこよさに魅せられたといっていた。 もちろん、音も最高だった。かなりレベルの高い音のように感じました。 彼独特の、楽器のもつ繊細な音を導かす指揮ぶり、さらに彼の風貌の良さに男の僕も納得をしました。 ソプラノの日比野幸さんの歌声は天に染み渡るように澄み切っており、ベートーヴェンの思いを満たしたようだった。 またテノールの錦織健、バリトンの宮本益光もよかった。 もちろんアルトの金子美香さんも。 席がP席だったためか、特に楽器の音がすばらしく透明感を持って聞こえ、本当に感動した。 合唱の東京音楽大学の学生さんたちの、若さ、女声の初々しさ、美しさは、これぞ天に歌いかける、ベートーヴェンの調べ。 感動しました。 大満足のコンサートでした。 指揮者については フィンランド大使館HPの次の記事を参照。 日本フィルハーモニー交響楽団主席客演指揮者ピエタリ・インキネン この後、赤坂見附までぶらぶら歩き、冬の夕暮れ時の街角を楽しみました。 この後は、ただひたすら、日本酒に酔いました。 もう今年も終わると実感した一日であった。 2010年 12月 15日
小澤征爾氏が完全復帰したニュースが流れた。
少年時代、音楽への憧れ、恋のすばらしさを若かった私に大きな影響を与えてくれた。 食道がんでお休みをされていたが、14日ニューヨーク・カーネギーホールでブラームス1番を力強く指揮をされた。 本当に、良かった。でも体調に気をつけて欲しい。 日本の宝、世界の巨匠、小澤征爾先生おめでとう。 本当にうれしいニュースだ。 ブラームス(もちろん小澤征爾指揮)のCDを聴いた。 ああ幸せです。 以下は、新聞より。 --------------------- 2010年12月15日 12:40【ニューヨーク共同】世界的な音楽の殿堂、米ニューヨークのカーネギーホールで14日、指揮者の小沢征爾さん(75)がサイトウ・キネン・オーケストラを指揮、ブラームスの交響曲第1番を披露した。 1月に食道がんを公表し手術を受けて以来、小沢さんが数十分に及ぶ曲を演奏会で指揮するのは初めて。15、18日も同ホールで指揮する予定。 14日開幕の日本文化をテーマにした芸術祭「ジャパンNYC」の一環。小沢さんは当初、ベートーベンのピアノ協奏曲第3番も指揮する予定だったが、持病の腰痛を考慮して取りやめた。 ジャパンNYCは小沢さんが芸術監督を務め、ニューヨークを中心に開催。来春まで音楽や演劇などのイベントを予定している。
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